地域からのお便り②〜福田イルミネーション〜
三原市大和町から世羅郡に向けては縦断している「フルーツロード」。
そこへ,突如,色鮮やかに輝く山と川が現れ,フルーツロードを通る人の視線を釘付けにしています。
このイルミネーション,実は,福田地区をPRして盛り上げようと,地区の青年部主導で製作されたものなんです。
昨年,福田地区で地域の活性化にむけての地域計画を立てるため,活性化計画策定委員会が設立しました。その後,住民に対するアンケート調査や話し合いを経て,今年はその計画「みらいあるプラン」を実行に移すべく,福田活性化委員会が立ち上がりました。
その「みらいあるプラン」を決める話し合いの場で,青年部から「イルミネーションやったらどうかな?」とのアイデアが・・・!
福田地区の青年会は,20代から50代の約20人の有志で結成された団体で,不定期に集まって親睦を深めたり,様々な試みの実行計画を立てたりと,この地区の中で一番活気があります。
今年11月の青年会の集まりで,『「みらいあるプラン」で話をしとったイルミネーションを実行しようや。そんで,やるなら盛大にやろうや!!』との地区の会長の鶴の一声が,地域の若手のやる気に火をつけ,すぐにイルミネーションの設置案も生み出され,この12月に実行することになったそうです。
12月の寒空の中,皆んなで協力しながらのイルミネーションの設置作業。
電球の数はなんと16,000球,長さは約1キロもあるそう。
作業初日はなかなか要領がつかめず試行錯誤しながらでしたが,上手く進まない作業にイライラすることなくワイワイと賑やかに行われる作業に青年会のチーム力と仲の良さが表れています。
設置場所も,中心部を横断する川とフルーツロードが交わる場所にすることに決まりました。
イルミネーションを設置した「フルーツロード」は,福田地区の中心部を通っていて,地区の住民皆んなが自宅などからでもイルミネーションを楽しめる場所です。
フルーツロードを通るドライバーに行きも帰りも観てもらうため左右対称で作られています。
そして,福田地区の住民が心待ちにしていたイルミネーションの点灯!
その初めての点灯は皆んなで行おうと,12月17日(土)に点灯式が行われました。
みんなで「5,4,3,2,1」と大きな掛け声の後に,点灯💡
点灯後,参加者は鮮やかに輝く光にしばし魅入ってました。
福田地区のイルミネーションは,17:30〜21:30の間,毎晩,点灯しています。
(※夜なので,歩行者が見えにくいです。またイルミネーションに見とれたりして手元が注意散漫にならないよう運転には十分に注意してくださいね。イルミネーションをカメラや携帯電話などで撮影される際は,車を停車後にお願いします。)